【総理大臣】高市早苗|令和8年(2026)上半期の皇室関連発言まとめ【随時更新】

国会議員

ここでは、2026年上半期の高市総理の皇室関連発言についてまとめていきます。現在進行形の話題なので、この記事は随時更新としていきます。

最終更新日:2026年5月3日(日)

基本情報

  • 1961年(昭36)3月7日生まれ、奈良県奈良市出身
  • 自由民主党所属・衆議院議員(11期)

学歴・職歴

  • 神戸大学卒業
  • 松下政経塾で学ぶ
  • テレビキャスターなどを経て政界へ

政治家としての主な歩み

  • 1993年(平5) 衆議院議員初当選(無所属)
  • 2006年(平18) 第1次安倍内閣で初入閣
  • 2014〜17年(平26〜平29) 総務大臣(在任日数歴代1位)
  • 2019〜20年(令元〜令2) 総務大臣(再任)
  • 2021〜22年(令3〜令4) 経済安全保障担当大臣
  • 2023年(令5) 自民党政務調査会長
  • 2025年(令7)10月 第104代内閣総理大臣就任(憲政史上初の女性総理)・自民党総裁(第29代)就任
日付主な活動簡単な内容
1月5日★ 伊勢神宮参拝・年頭記者会見閣僚らと伊勢神宮を参拝し、伊勢神宮で年頭記者会見を実施。Xでも参拝を報告。皇室政策発言ではないが、皇室・神宮関連として拾える動き。(首相官邸ホームページ)
1月19日衆議院解散を表明記者会見で衆院解散を表明。解散の理由として、新しい連立枠組み・新政策について国民の信任を得る必要があると説明し、「責任ある積極財政」、安保政策、インテリジェンス機能強化などを争点化。(首相官邸ホームページ)
2月8日衆議院総選挙自民党が大勝したとされ、のちの会見で高市総理は「自由民主党の歴史の中で、最も多い議席数」による信任と表現。第2次高市内閣発足の前提になる。(首相官邸ホームページ)
2月18日第2次高市内閣発足第105代内閣総理大臣として続投。官邸によると、宮中で内閣総理大臣の親任式・国務大臣の認証式が行われ、第2次高市内閣が発足。(首相官邸ホームページ)
2月18日★ 皇室典範改正について会見で発言記者から皇室典範改正について問われ、「国家の基本に関わる先送りできない課題」と認識を示し、衆参両院議長の下での議論進展に期待、国会での議論を経て速やかに対応する考えを述べた。(首相官邸ホームページ)
2月20日施政方針演説第221回国会で施政方針演説。「責任ある積極財政」を本丸に、経済・外交・防衛・技術・情報力など国力強化を掲げた。本文上、皇室典範改正への直接言及は確認できない。(首相官邸ホームページ)
2月20日★ 国会開会式に言及Xで、天皇陛下の御臨席を仰ぎ第221回国会の開会式が行われ、その後に施政方針演説を行ったと投稿。(X (formerly Twitter))
2月23日★ 天皇誕生日祝賀行事Xで、天皇誕生日に宮中で祝賀の儀・宴会の儀に参列し、祝詞を申し上げたと投稿。報道でも、高市総理らが宴会の儀に出席したことが確認できる。(X (formerly Twitter))
3月16日★ 参院予算委員会で皇位継承答弁蓮舫議員の質問に対し、現行法制下で女性天皇は認められないと答弁。一方で、過去の男系女性天皇の存在を否定することは「不敬に当たる」と説明した。女性皇族の婚姻後身分保持案にも触れ、有識者会議報告書を尊重する姿勢を示した。(nikkansports.com)
4月12日★ 自民党大会で皇室典範改正に言及自民党大会で演説。TBSは「皇室典範の改正にも言及」として全文を掲載。党総裁として、憲法改正と並ぶ重要課題として皇室典範改正を打ち出した動き。(TBS NEWS DIG)
4月24日★ みどりの式典に出席天皇皇后両陛下御臨席の下、第20回みどりの式典に出席し、式辞を述べた。政策発言というより、皇室行事・式典対応。(首相官邸ホームページ)
4月29日★ 昭和100年記念式典に出席天皇皇后両陛下御臨席の下、昭和100年記念式典に出席。Xでも「昭和の日」に式典を挙行した旨を発信。(首相官邸ホームページ)
5月2日ベトナム訪問官邸の「総理の一日」では、ベトナム訪問として歓迎式典や首脳会談が掲載されている。5月時点では外交活動も本格化している。(首相官邸ホームページ)

1月19日(月)衆議院解散についての首相記者会見

概要

衆議院解散を表明する会見の中で、皇室典範改正を、総選挙で信を問う重要政策の一つに位置づけました。皇室典範改正を、憲法改正と並ぶ「長年手つかずの課題」として、選挙で信を問う重要政策の一部に格上げしたと見ることができます。

キーワード:皇室典範

発言

 そして、皇室典範と日本国憲法の改正。長年にわたり、手がつけられてこなかった課題に、正面から取り組みます。
 こうした重要政策は、安定した政治基盤と国民の皆様の明確な信任がなければ、実現できません。曖昧な政治ではなく、進むべき方向を明確に示し、国民の皆様に、堂々と信を問いたい。その覚悟で解散を決断しました。

高市内閣総理大臣記者会見(首相官邸)https://www.kantei.go.jp/jp/104/statement/2026/0119kaiken.html

2月18日(水) 第2次高市内閣発足後の記者会見

概要

「日本国憲法の改正、皇室典範の改正、議員定数削減の実現。自民党も挑戦し続けます」と発言。第2次内閣発足後も、皇室典範改正を自民党として進める姿勢を示した。

キーワード:皇室典範

発言

皇室典範の改正というのは、正に国家の基本に関わる先送りできない課題だと認識をしております。現在は、衆参両院議長の下で議論が行われております。皇室典範の改正に向けて議論が進展するということを期待しています。政府としましては、国会における議論を経て、速やかに取り組んでいく。その後、対応するということになりますので、これは期待をしながら見守らせていただきます。

高市内閣総理大臣記者会見(首相官邸)https://www.kantei.go.jp/jp/105/statement/2026/0218kaiken.html

 若者たちが、日本に生まれたことに誇りを感じ、「未来は明るい」と自信をもって言える。そうした国を創り上げていく。そのために、「高市内閣2.0」は挑戦し続けます。
 また、日本国憲法の改正、皇室典範の改正、議員定数削減の実現。自民党も挑戦し続けます。
 「決して諦めない」。私自身の心情です。「決断と前進、そして挑戦の内閣」として、挑戦の先に、「希望ある未来」を、「強く豊かな日本列島」を実現してまいります。国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。

高市内閣総理大臣記者会見(首相官邸)https://www.kantei.go.jp/jp/105/statement/2026/0218kaiken.html

2月20日(金) 第221回国会 参院本会議・第2号 施政方針演説

概要

施政方針演説とは、総理大臣が毎年1月に招集される通常国会の冒頭に行う演説のことで、その1年で政府として何を実行するかを明らかにするものです。しかし、2026年は2月8日に行われる衆議院総選挙の関係から、演説は2月の特別国会に持ち越されるという変則対応となりました。
なお、同日に衆議院本会議でも施政方針演説が行われており、同内容の演説が行われました。

キーワード:皇室典範、安定的な皇位継承

発言

今年は、昭和元年から起算して満百年を迎えます。日本は、古来、固有の文化を守り、和を尊び、家族や社会が互いに助け合いながら発展してきました。そうした我が国の伝統や歴史の重みを噛みしめながら、国会において、皇室典範の改正に向け、安定的な皇位継承等の在り方に関する議論が深まることを期待しています。

https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X00220260220/2(国会会議録検索システム)

第221回国会における高市内閣総理大臣施政方針演説(首相官邸)
演説全編を動画で確認できます。

発言の補足

○「期待する」という表現にとどまり、具体的な方向性や自身の立場は明言していない
○昭和100年という歴史的節目と皇室典範改正への言及を同じ段落に置いている点が注目される
○所信表明演説(2025年10月)での発言とほぼ同じトーンを維持している

2月23日(月・祝)Xへの投稿(天皇誕生日)

2月27日(金) 第221回国会 衆院予算委員会・第2号

概要

令和8年度予算案の基本的質疑で、自民党の小林鷹之議員が質問しました。テーマは経済・安全保障・エネルギー・外交など多岐にわたりますが、最後に皇室典範改正について質問しています。
小林議員が「男系継承を前提としなければならないと考えているが、総理の見解は」と質問したのに対し、高市総理は以下のように答弁しました。

キーワード:皇室典範、皇位の男系継承、女性天皇

発言

 皇室典範は、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」と定めています。
 過去には十代八方の男系の女性天皇がいらしたことは歴史的な事実ですから、過去の女性天皇を否定してしまうということは不敬に当たると考えております
 他方で、男系でない方が皇位を継承したことは、すなわち、皇位が女系で継承されたことは一度もないんですね。ですから、有識者会議の報告でもそうなっておりますけれども、皇統に属する男系の男子に該当する者に限ることが適切とされています。政府としても、私としても、この報告を尊重いたしております。

https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122105261X00220260227/31(国会会議録検索システム)

発言の要点

総理就任後として初めて、皇位継承について踏み込んだ答弁を行った。具体的には

○過去の女性天皇は男系であり否定しない
○女系継承は一度もなかった
○有識者会議報告(男系男子継承)を政府・個人として尊重する

と明言しており、2025年の所信表明演説や施政方針演説での「議論が深まることを期待」という表現よりかなり踏み込んだ内容といえる。

3月16日(月) 参議院予算委員会

概要

蓮舫氏(立憲民主党)との間で、安定的な皇位継承について議論がありました。その中で、現行法制で愛子内親王殿下に皇位継承権はあるか、世論の意見をもとにした女性天皇容認の可否や、女性皇族が婚姻後も皇籍を保持する、いわゆる「女性宮家」の可否について質疑が行われました。

キーワード:安定的な皇位継承、女性天皇、女性宮家

発言(要約)

秋篠宮家長男悠仁さまの次代以降の議論は機が熟していない。皇位継承を不安定化させるとも考えられるということで、有識者会議の報告もこの皇位継承の流れをゆるがせにしてはならないとしている。

有識者会議で、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することが提案された。私自身も報告を尊重している。衆参両院議長の下で検討され、各党各会派の意見をもらい、方向が政府に示されたら政府として皇室典範を改正する。

発言の要点

女性天皇について
有識者会議報告の「継承の流れをゆるがせにしてはならない」という立場を示した。
○女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持(女性宮家)について
有識者会議の報告を尊重するとした上で、衆参両院議長の下での各党各会派の議論を経て、政府に方向性が示された段階で皇室典範を改正すると述べた。

ソース

16日の参院予算委論戦の焦点④ 立民・蓮舫氏(日経新聞)
「愛子さまは現行法制で皇位継承可能か」蓮舫氏質問に高市首相、女性天皇「認められない」と答弁(日刊スポーツ)

4月12日(日) 第93回党大会 総裁演説

概要

党大会とは、各党が国会の外において開催する党の公式イベントです。国会答弁では内閣総理大臣として政府の公式見解を述べ、党大会では自民党総裁として党の方針を示す発言を述べるものです。
その中で、皇室についてかなり踏み込んだ発言が行われました。

キーワード:皇室典範、皇族数の確保、旧皇族養子案

発言

日本の歴史を貫く支柱が天皇です。私たち日本人は、天皇とともに歴史を紡いできました。
現在も、国民統合の象徴であられる天皇陛下及び皇室は、多くの国民の皆様からの敬慕を受けています。他方で、現行制度の下では皇族数の減少が避けがたいことを踏まえますと、皇族数の確保を図ることが喫緊の課題であり、「皇室典範の改正」が急がれます。その際、126代にわたって、「男系」で皇統が継承されてきたという世界でも比類がない歴史的事実こそが、天皇の権威と正統性の源だと考えております。
自民党としては、「皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系男子を皇族とする」案を第一優先として、国会における議論を主導してまいります。そして、迅速に「立法府の総意」がとりまとめられる。そのように努め、静謐な環境で『皇室典範』の改正を行うことを目指します。

第93回党大会 高市早苗総裁演説(全文)(https://www.jimin.jp/news/press/212972.html)

発言の要点

①高市氏の歴史観、国家観を明示
「日本人は、天皇とともに歴史を紡いできた」と表明した。
② 皇族の「養子縁組」への異例のアプローチ
皇族への養子縁組を第一優先とする方針を総裁として明確にした。
③ 「女系継承」を明確に排除
皇族数減少への対策として「女性・女系天皇」を認める案も議論されてきましたが、これを退け、男系維持を絶対的な前提条件とした。

4月12日(日)Xへの投稿(党大会についての報告)

その中で、以下のように皇室典範の改正についても触れています。

『皇室典範』の改正に向け、迅速に「立法府の総意」がとりまとめられるように努め、静謐な環境で『皇室典範』の改正を行うことを目指す

まとめ(2026年5月現在)

2026年上半期の高市総理の皇室関連発言は、かなりはっきりしています。

「悠仁親王殿下までを揺るがせにしない、男系皇統の維持」
「皇族数確保のための皇室典範改正」
「女性皇族の婚姻後身分保持は容認」
「旧宮家系男系男子の養子縁組案を第一優先」
「女性天皇・女系天皇につながる議論は否定」

という整理になります。
2025年時点の「男系皇統を守るために皇室典範を改正する」という主張が、2026年には国会答弁・自民党大会演説を通じて、より具体的な制度論に落とし込まれてきた感じがしますね。

以上、皆様の情報収集や意思形成の助けになれば幸いです。

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