ここでは、首相就任後の高市早苗さんの皇室関連発言についてまとめていきます。
首相就任以前の発言については👇こちらをご覧ください👇

基本情報
- 1961年(昭36)3月7日生まれ、奈良県奈良市出身
- 自由民主党所属・衆議院議員(11期)
学歴・職歴
- 神戸大学卒業
- 松下政経塾で学ぶ
- テレビキャスターなどを経て政界へ
政治家としての主な歩み
- 1993年(平5) 衆議院議員初当選(無所属)
- 2006年(平18) 第1次安倍内閣で初入閣
- 2014〜17年(平26〜平29) 総務大臣(在任日数歴代1位)
- 2019〜20年(令元〜令2) 総務大臣(再任)
- 2021〜22年(令3〜令4) 経済安全保障担当大臣
- 2023年(令5) 自民党政務調査会長
- 2025年(令7)10月 第104代内閣総理大臣就任(憲政史上初の女性総理)・自民党総裁(第29代)就任
10月24日(金)第219回国会 参議院・本会議・第2号 所信表明演説

概要
総理大臣就任後初の所信表明演説において、憲法改正について国会発議の実現を求めた直後に、皇位継承問題に言及。「各党各会派の議論が深まり、皇室典範の改正につながることを期待している」と述べるにとどまり、女系・女性天皇への賛否など具体的な立場は明言しなかった。
キーワード:皇室典範
発言
憲法改正について、私が総理として在任している間に国会による発議を実現していただくため、憲法審査会における党派を超えた建設的な議論が加速するとともに、国民の皆様の間で積極的な議論が深まっていくことを期待します。
全文(https://kokkai.ndl.go.jp/txt/121915254X00220251024/4)国会会議録検索システム
また、安定的な皇位継承等の在り方に関する各党各会派の議論が深まり、皇室典範の改正につながることを期待しています。
10月24日(金) 第219回国会 衆議院・本会議・第2号 所信表明演説

発言
参議院本会議と完全に同じ内容のため省略。
全文(https://kokkai.ndl.go.jp/txt/121905254X00220251024/14) 国会会議録検索システム
11月3日(月) X(旧Twitter)上での発言

文化の日について
文化の日について、「明治天皇の御誕生日」と触れる投稿が確認できる。政策発言ではなく、皇室・天皇関連の記念日言及。
11月5日(水) 第219回国会 衆議院・本会議・第4号 質疑応答より

概要
玉木雄一郎衆議院議員(国民民主党代表)からの質疑に対しての回答。
発言(質疑)
玉木議員「安定的な皇位継承や皇族数確保に関する与野党協議が停滞しています。2021年の政府有識者会議の報告書が出て、もう4年がたちます。女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案と、養子縁組による男系男子の旧皇族の皇室復帰案が有力な2案とされていますが、自民党と立憲民主党との見解の相違が埋まらないまま今日に至っています。高市総理として、この停滞をどのように打開するつもりか、お考えを伺います。」
全文(https://kokkai.ndl.go.jp/txt/121905254X00420251105/6)国会会議録検索システム
質疑のポイント
・有識者会議報告書から4年経過しても進展なしという批判
・女性皇族の身分保持案と旧皇族復帰案の2案に言及
・与野党協議の停滞打開を求めている
高市総理の答弁
安定的な皇位継承等についてお尋ねがありました。
全文(https://kokkai.ndl.go.jp/txt/121905254X00420251105/7)国会会議録検索システム
皇室典範に関する議論は、国家の基本に関わる先送りのできない重要な課題であると認識をしております。
この議論は、現在、国会において行われていることから、内閣総理大臣の立場で、議論の具体的な進め方についてお答えすることは差し控えます。
その上で、自民党総裁としましては、これまで党の議論に深く関わってこられた麻生副総裁に引き続き対応をお願いしております。自民党及び日本維新の会の連立合意書において、政策の実現にはできるだけ幅広い賛同を得ることが重要であり、他党とも真摯な議論を重ねていくこととされていることを踏まえ、連立を組む日本維新の会、そして御党を始め各党各会派と幅広く連携し、この喫緊の課題を解決すべく、皇室典範の改正に向けた検討を着実に進展させたいと考えております。
答弁のポイント
総理大臣の立場として
- 「国家の基本に関わる先送りのできない重要な課題」と認識
- 議論の具体的な進め方へのコメントは差し控える
自民党総裁の立場として
- 麻生副総裁に党内対応を一任
- 日本維新の会・各党と幅広く連携して皇室典範改正を進めたい
キーワード:皇室典範、安定的な皇位継承
12月23日(火) X(旧Twitter)上での発言

上皇陛下御誕生日祝賀の儀に参列
上皇陛下御誕生日祝賀の儀に参列し、仙洞御所に参内して祝詞を申し上げた旨を投稿。政策発言ではなく、皇室行事への参列報告。
12月23日(火) 質問主意書への答弁書

たがや亮氏(れいわ新選組所属の衆議院議員)による、「古代王権は男系・女系の両方が機能する双系であったとの歴史学説と高市早苗総理大臣の皇位継承についての考え方」に関する質問への答弁書が閣議決定。
質問の概要
提出の背景
高市総理が総裁選(2025年9月22日)の演説や産経新聞インタビュー(9月26日)で「男系皇統の維持」を強く主張したことを受けて提出されたもの。
質問の核心
高市総理の「126代にわたる男系皇統」という主張は、歴史学の定説と矛盾するのではないかという問題提起。具体的には
- 「欠史八代」の存在から126代の実在性自体が疑わしい
- 歴史学では古代王権は男系・女系両方が機能する双系であったという説が有力
- したがって「男系継承の伝統」という根拠自体が崩れる
という論理を展開している。
6つの質問の要点
- 男系維持の信条はどの学説に基づくか
- 政府は特定の立場を取るべきでないという安倍長官答弁を妥当と考えるか
- Y染色体論を持ち出した根拠は何か
- 女性・女系天皇容認の方向性は引き継がれているか
- 愛子内親王の立太子・皇位継承を優先すべきでは
- 双系学説の専門家へのヒアリングを行うべきでは
質問主意書全文はこちら(衆議院)
答弁書の要点
質問1・3(男系維持の信条・Y染色体論)への回答
「政治家個人としての発言に関するものであり、政府としてお答えする立場にない」
→ 完全にノーコメント
質問2(安倍長官答弁への評価)への回答
「御指摘の答弁で示された政府の立場に変わりはない」
→ 政府は特定の立場を取らないという姿勢を維持
質問4・5(女性・女系天皇容認の方向性)への回答
2021年の有識者会議報告書の内容を踏襲。つまり
- 悠仁親王殿下への皇位継承の流れは揺るがせにしない
- 皇族数確保のための措置(女性皇族の身分保持・旧皇族の養子縁組)を検討
- 愛子内親王殿下の立太子については言及なし
質問6(双系学説専門家へのヒアリング)への回答
「国会において議論が行われていることから、政府として考えていない」
→ 否定
答弁書全文はこちら(衆議院)
以上が、2025年、高市早苗さんの総理大臣就任後の皇室・皇位継承に関する発言でした。皆様の情報収集・意思形成など、お役に立てましたでしょうか?
ご覧いただきありがとうございました。

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